都築房子

『VELOCITY(ヴェロシティ)』(著者 / 出版社:velocity編集部)

この雑誌は、不定期に出版されていますが、高知大学医学部の学生が編集・出版していて、毎回独自の視点から高知をテーマにしたおもしろい特集を組んでいます。特に今号vol.08の「はじめての高知建築」という特集では、坂本龍馬記念館(ワークステーション)や横倉山自然の森博物館(安藤忠雄)等、高知県のさまざまな建築物34件を意欲的に取材しており、資料的価値も高い仕上がりになっています。
また、造形教室の関係者として、カメラマンの都築憲司がUFO問題でマニアックなレギュラーコラムを連載しています。コンビニにも置かれていますので、ぜひお手に取って下さいますようお願いいたします。

ラーラ

 ミュージシャンの坂本龍一さんは、"more trees"という団体の代表者として、高知県が行っている"恊働の森づくり事業"に2回目の資金提供をする協定をむすぶために、このほど来高していました。坂本さんは、青森県六ケ所村で始まろうとする核燃料の再処理を止めようと、"ストップロッカショ"キャンペーンも続けています。この時代の本質的な問題をつかみ、解決の方向性を多くの人々に向けて発信する彼は、頼もしく嬉しい存在ですね。
 以下は、"more trees"のめざす内容です(more trees HPより転載)。
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地球規模で森林の破壊がすすみ、人類の文明そのものが危機に瀕しているいま、「モアトゥリーズ(もっと木を)」というシンプルなメッセージは、現実を動かす具体的なアクションでありたいと思います。木をふやし、森をふやし、森が吸収するCO2をふやすことを、また森が本来抱えている保水力や生物多様性をはぐくむ力を回復することを、さらには森や水や太陽の恵みに由来する自然エネルギーに依拠する社会の実現にむかうことを、more treesという名のもとに前進させていくムーヴメントをめざします。more treesは、誰もが実感をもって森が再生する喜びをわかちあえる、普遍性をもったプラットホームでありつづけたいと願います。

Bun

今年も盛り上がりました! 高知よさこい2008。よく晴れた8月10、11日の暑い二日間をおどりきって、なお、来年が待ち遠しく感じます。しかし今年は、本当に去年より暑くて暑くて、体育館での練習中に何度となく意識が朦朧としました。住宅街の中の体育館での練習は、音楽がご近所に迷惑なので窓を全面開放できず、むんむんの空気の中での練習になり、まさに「修行」そのもの! 踊りの最中にお茶を一気飲みする娘に「全部飲まれんでっ!」と激怒。大人げなく水筒のお茶を取り合う程暑かったです。
もちろん本番も、踊りの最中は汗がだらだらで、沿道で見ているお客様に汗が飛散りそうで申し訳なかったです。ところがどっこい、あの長い愛宕競演場(1キロ)ですら、踊っている最中は苦しくないのです。端から見たら暑苦しいメイクと凝った衣装は夏向きでないと思われるかもしれませんが、なんでしょう、不思議とふつうにいられるんです。いや、化粧も衣装もふつうではないのですが「よさこい」という非日常の中ではむしろ、こうでなくちゃ、という「祭り」スイッチが入ってか、ごく自然体で「濃い化粧と上げ過ぎの髪型と派手な髪飾り」を気持ちよくまとい、踊りました。本祭一日目は美容院でやや控えめにセットしてもらった為、なんだか負けてる感があり「だめだっ!」と二日目には「お花畑にしてくださいっ」とオーダーしました。そして私の頭は満開のお花畑となりました(注:中身ではないです)
本当に高知の美容師さんは「よさこいの踊り子用髪型」に慣れていて、いくら踊ってもくずれません。完璧です。ただ、県外の結婚式に出席するときにセットをお願いした髪型も、娘の入学式の時にお願いした髪型も、よさこいじゃないんで、と釘を刺したにもかかわらず「よさこい風」で正直勢いがよすぎでした。これは要注意と思います。主役を上回る目立ちぶりでした。
さて、今年のよさこいに参加した踊り子人数を調べようと「よさこい」のキーワードで検索したしたところ、北海道のよさこいソーランや、東京は原宿のスーパーよさこいが本家である高知に次いで出てきます。よさこいはもはや日本全国に広まった踊りであると感じました。よさこいソーランなどは参加人数が高知の倍、38000人余という大規模な祭りになっています。様々な場所で受入れられ、独自の進化をとげるよさこい祭り。ふところの深さも、県民性を反映してるかと、、、(以上、県外から見たよさこい分析論?)本場で踊れてしあわせだな〜。