透視された9.11テロ?
アメリカのみならず全世界を震撼させた2001年9月11日の航空機テロ。もう7年になりますが、アメリカの政府や情報機関にとって予防が可能だったのではないかという疑念が残っています。奇妙なことにその1つは、国防・情報機関が過去に行ったリモート・ビューイング、透視の超能力による情報収集にあります。研究者によれば、公開された80000ページ以上もの関連文書の中に9.11テロらしき透視があったそうです。ニューヨークが思いがけないテロの標的になる。空と地上から…自殺者集団の…ワシントンも、主な標的はホワイトハウス…ペンタゴン…新聞の見出しは多数の人々が傷つく建物の崩壊と関係している。パニックを感じる。混雑する人々、おそらく飛行機と関係がある…その物体が建物をぶち抜いて構造的な損傷を起こす感じがする。全ていつか将来に起きる…という透視。1986年の試みで得られたイメージの抜粋です。この建物と思われる世界貿易センターは1993年に地上で爆弾テロが起きました。1983年の透視では、ワシントンの国会議事堂へ飛行機を衝突させる任務のパイロットについて警告。その名前の読みは9.11で93便を操縦した犯人と微妙に似ていました。おそらくイラン人とされましたが実際はレバノン人でした。ただ93便の乗客にも犯人たちがイラン人のように見えました。1987年には、差し迫った危険としてビン・ラディンと類似した似顔絵が描かれました。彼がアルカイダの指導者になったのは1988年頃とされます。以上は多数の参加者による透視結果の一部で、大部分は抽象的でいつ起こるのかという肝心な点も判りません。透視する人がイメージを表現する時と他の人がそれを解釈する時、いずれも誤る危険をはらんでいるのです。人類の未来と意識に関する可能性を秘めながらも、現在の我々の手には余るのかもしれません。