中国のUFO騒動
7月は中国でUFOが何度も目撃されて騒ぎとなりました。中国でもその目撃が報道されることで国民の興味や関心が高まる傾向にあります。7月7日の夜9時ごろ、浙江省杭州市にある国際空港でレーダーが正体不明の飛行物体をとらえたそうです。安全のため空港は1時間閉鎖されて、発着する便に変更や遅れが出ました。飛行機の乗客と空港の周りに住む人から、光る飛行物体を見たという話が寄せられました。軍の秘密の飛行機かとも噂されましたが、警察などの調査でも分かりませんでした。続いてUFOの写真というものがいくつか出回りましたが、それらは明かりをつけて移動する飛行機かヘリコプターでした。撮影時の露光時間が長かったために明かりが伸びてUFOのような形になったのです。他の国でも以前ライブカメラの画像で同じようなことがありました。UFO研究者の中には、これらはUFOを疑わしく思わせるために出された写真と考える人もいます。さらにこの事件を2週間調査した専門家たちはUFOは航空機で、個人の小型機と考えられるそうです。中国ではお金持ちの個人が持つ小型機やヘリコプターが200近くあって、無許可で飛ぶことがよくあるとか。中国科学院のある研究者は1971年からUFOを研究してきて、ほとんどはイタズラかミサイルや流星の見まちがいと結論しましたが、地球の飛行機ではありえないスピードや形のUFOは宇宙人の可能性が高いと語っています。そして過去のパターンからみて、今後2011年、2012年とUFOの目撃がもっと増えるだろうと予測しています。