宇宙人の発見に向けて
携帯電話にインターネット、動画サイトの普及によって、UFOの画像や動画は既に珍しいものではなくなりました。昔とは違い、個人がすぐに情報をネットに流せる時代なので速報性に優れますが、その反面、情報の真偽はおろそかになりがちです。そのため、UFOに関しても最も信用されるのは国家の機関が持っている情報ではないでしょうか。さて、世界的に率先してUFOの記録の情報公開をしてきたイギリスですが、昨年12月の初めに50年以上も続いた国防省のUFO調査部門を突然廃止してしまいました。続けても国防上の利益がないとみなされたためですが、今まで電話やメールで国民からUFOの報告を受け付けており、その数はここ数年増えるばかりだったのに大変残念です。一方、ニュージーランドの軍はUFOの記録ファイルを公開しようとしています。個人情報を削除した状態で発表される予定です。その中には日本など世界へ報道された1978年の有名な事件も含まれるとか。そのUFOは輸送機が遭遇して地上のレーダーにも映り、テレビ局が録画しています。ブラジルでは、これまで空軍から研究者へ1950年代から70年代の多数の資料が渡されていましたが、新たに80年代のものも追加されました。イタリアでも空軍はUFOに関する特別な部門があり、1979年から報告を記録していると研究者に伝えたそうです。ある将官は38の事例が説明できないとし、地球外知的生命体の証拠はないにせよその可能性も否定できないとマスコミに語りました。最近、イギリスの王立協会は科学者を集めて宇宙人やその影響などについてまじめな会議をしました。これからも宇宙人が発見された時に備えて、情報公開の流れを期待したいところです。