宇宙人のイギリス侵略?
今年の初め、イギリスはリンカンシャー州にある風力発電施設において、高さ89mもの風力発電機の回転翼が破壊されました。日本でもよく見かけるあの細長い三枚羽根の風車です。そのうち一枚が付け根から完全に折れ、もう一枚は歪んだ状態になっていました。これだけなら落雷や溶接の不良なども考えられますが、UFOが目撃されていたのです。近所の夫婦は翼が壊れた早朝には大きな音を聞きましたが、その前の日の夜にUFOを見ていたそうです。いくつもの奇妙な明かりが高速で空を飛び、発電施設の方へ向かったとか。他にも、上空から施設へ触手を伸ばしているように見える大きな光のボールを見たと言う人もいました。また、地元の郡議会の長も明かりを1つ見たと語りました。この地域ではUFOの目撃が過去にも報じられていました。電力会社は原因究明のため調査団を送り、現場を封鎖して調査を行いました。折れた翼は地上で発見されましたが、具体的な原因は不明です。イギリスの著名なUFO専門家には、20年以上国防省に勤めてそのうち3年はUFOを調査する部門だったニック・ポープ氏がいます。氏はこの事件について、目撃情報は信頼できるものとし、UFOが衝突した可能性を示唆した上で何かの痕跡からその正体を探ることに期待を寄せました。さらに、氏は国防省が過去にUFOを撃墜しようとしたと発言。国防省の中に撃墜で問題を解決したい人々がいたそうです。一度も成功はしなかったそうですが、領空で怪しい物との遭遇が数多く起こった後の80年代に決定されました。パイロットが脅威と判断したUFOには、何度か発砲の指令が下されました。氏は今でも国防省があきらめず最新兵器を使って撃墜を試みると考えています。なんとも物騒な話ですが、イギリスという国のUFOに対する関心の高さもうなずけるというものでしょうか。