三角のUFOあるいは編隊

三角形をしたUFOは昔から世界中で目撃され、今日では映像もよく撮られています。といっても、実際には3つ以上の光が一堂に飛んでいて、それが見た目には三角形に見えるわけです。巨大なUFOがその三角形の頂点に1つずつ明かりを灯しているのかどうか判らない場合が多いものです。しかし、1990年前後にベルギー上空によく現れて数万人の市民が見たというUFO等は明らかに三角状の本体を持っていました。目撃談からはステルス戦闘機等の実験では説明できないとされます。アメリカで有名なのは1997年のフェニックスの怪光ですが、シカゴ郊外のティンリーパークで2004年から2006年にかけて10月頃に見られた3つの発光体も謎です。やはり大勢の市民が目撃してビデオも撮られました。静かに動く赤ないし赤橙色の球体で、最初は軍の訓練用の照明弾かと思われましたが映像や目撃談の分析から否定。軍が空港に近い都市圏で危険な訓練を行うことは考えにくいのです。普通の飛行機が近くに来るのを見た人もいました。ヒストリーチャンネルの番組では、三角形の物体として大きさは約450mと見積もっています。また、当時はテキサス北西部やカナダのブリティッシュコロンビア等多くの地域でも目撃されました。仮に軍のものとしても、何らかの責任を逃れるためなのか認めることは少ないようです。2008年の10月、オハイオ州でトラックの運転手が奇妙な物を撮影しました。それは青白い3つの光とその下に輝く別の発光体でした。3つの光は巨大な物体の一部と判ったそうです。12月にはチリの首都で、夜空に多数の光がきれいな三角を形成して飛びましたが、これはその時期に毎年行われる空軍の訓練飛行だったとか。カメラのついた携帯電話が世界中に普及したおかげで、2009年もきっとこれらの写真やビデオが撮られることは間違いありません。