英仏海峡の巨大なUFO

英仏海峡の島々でイギリスの小型旅客機の機長がUFOを目撃しました。4月23日の午後2時過ぎに北からオルダニー島へ向かっていた機長は、島から北北西に10数km、高度600mの空域にとても明るい黄色い光を発見。太陽のように明るかったのですが目は痛みませんでした。双眼鏡で観察すると細長い葉巻型で途中一部は暗くなっていました。ベテランの機長はテレビのインタビューで今まで見たこともなく震え上がったと語りました。大きさはボーイング737型機ほどに思えましたが、後に正確な距離で考えると最長で1.6kmもあったそうです。その乗客も見ました。そして、もっと西の方にもう1つ同様の物体がいることに気づきます。どちらも動かず静止しているようで、やがて数分後、かすみで見えなくなりました。航空管制のレーダーには何も映りませんでした。ただし異常伝搬があり、静止物体は画面に表示されないため、未知の物を捉えた可能性はあります。また、その南方のサーク島の東を飛んでいた別の会社の機長も物体を1つ見たと報告しました。国防省はフランス領空でのことで、いつもながらイギリスにとって特に脅威ではないので調査は行わないそうです。一方で、国防情報参謀部のUFO調査部が数十年収集した約7000例の記録が公開される予定で、中にはパイロットの目撃も多いとされます。1994年にパリの上空で巨大なレンズのようなUFOを見たエールフランスの元機長は、他の星から宇宙人が来ていると信じ、英仏海峡のUFOも宇宙人によると見ています。一般にパイロットの話は信用されるのですが、仕事に差し支えるのを嫌ってUFOを報告しにくいのです。日本では1986年にアラスカで日本航空の貨物機が巨大なUFOと遭遇した事件が最も有名です。