井関さおり

「フリーペーパー」というものが日本の私たちの日常に定着したのは割と最近の事ではないかと思います。フランス在住の日本人や、フランス文化に感心のある日本人向けに、25年発行され続けている老舗フリーペーパー「OVNI(オヴニー)」の編集に、フランス在住で卒業生の谷口貴子さんが関わっておられます。今回はその紹介をさせていただきます。
現在フランス在住の日本人数は約3万人、観光客数は年間95万人にもなるそうです。「OVNI」はフランスと日本の文化それぞれの橋渡しとして、日本人だけでなく日本文化に感心のあるフランス人にも幅広く読まれています。
日本語の誌面は毎号特集記事に始まり、簡潔で分かりやすいニュース解説や最近の話題等、フランス語にまだ不慣れな日本人にとってとても助かる内容です。その他日常に根ざした文化関連記事、料理・レストラン関連(どれもおいしそう…)記事など、フランスに特別な関心を持っている訳ではない私もいろいろと楽しめる内容でした。
フランス語で書かれた日本文化紹介のページもあります。フランスでは日本のマンガが大人気だと聞いていましたが、マンガでの日本語オノマトペ(擬音語・擬態語)の解説記事が連載されていて驚きました。それだけ日本マンガを読む人が多いという事なのでしょうね。
フリーペーパーですから広告も非常に多いのですが、そのなかで「ブックオフ・パリ店」の広告を見つけてしまいました。パリまで行ったかブックオフ!これもマンガ人気の表れでしょうか。
同じ人間なのに、国の違いで暮らし方や街の様子はずいぶん違います。でもやはり同じ人間なので、暮らす中での気持ちの面、問題意識や喜びは共通しています。異文化を覗くというのはそんなことも感じられて面白いなあと思いました。

Web版OVNIもありますので、興味のある方はぜひアクセスしてみてください。

(8) フォリナー in フォーリンカントリー チュンズ

 先月、中国の七宝焼「景泰藍」を仕入れようと、紅橋にある卸売りビルへ買い付けに訪れた。
 カタコトだが中国語で、
「ニーハオ。イゼンモココニキマシタ。ワタシハ、ニホンニミセガアリマス。コチラノコウゲイヒンヲ、ワタシノミセデウリタイノデス。タクサンカウノデ、オロシカカクニシテイタダケマセンカ?」
 と、すかさず名刺を渡しながら言う。
 すんなり「可以」(OK)。篭を渡され、私はたくさんある品物の中から壊れていない商品(中国ではよく壊れたものが入っている)を選び始めた。
 同じ店の入り口にて、白人男性が英語で、
「オイ、コレガコンナニ高イハズナイダロ!知ッテルンダゾ!オレノ友達ノワイフハチャイニーズナンダ!」と怒鳴っていた。
 この男性に対して、店の女の子は英語で、
「ハァ?ソンナノ知ラナイワヨ!高インダッタラ他ノ店ニ行ケバ?!」
 売り言葉に買い言葉である。
 確かに、品物に値札がついておらず、店側の言い値からの交渉次第で商品の価格が決まるやり方は、慣れるまで大変だ。しかし、相手に対してどんな態度で出るかは重要なポイントだと思う。
 いよいよ来年オリンピックということもあり、北京の古い街並みは整備され、公共の乗り物は新調されていた。いたるところにキャラクターグッズが掲げられ、巨大な競技場を建設中だ。

 中国の発展のスピードは目を見張るものがある。円やユーロやドルが、元に追い越される日は、遠くないかもしれない・・・。

4月の毎土曜日は、ポイント2倍デー♪ 只今、3,000円以上お買い上げの方に
  『熊猫らくがきノート』プレゼント中です。
輸入雑貨feicui 高知市一宮西町2-2-23 11:00-18:00(月曜休) phone/fax 088-845-1393
ラーラ

 臨界事故というのは、21年前のチェルノブイリ事故のように、核暴走事故につながる重大な事態です。老朽化した沸騰水型原子炉では、構造的に制御棒が落下しやすく、事故が続いていたことがわかってきました。
 北陸電力の志賀原子力発電所で、点検中で露出した原子炉を15分間制御できなかったという臨界事故があったことを8年間隠していたことが明るみにでて、びっくりしていたら、次々と制御棒が落下していた事故のあったことが発覚しています。いちばん驚いたのは、東京電力の福島原子力発電所では、7時間半もの重大な臨界事故があったのに、29年もの間隠していたことが、ばれてしまいました。よくまあ放射能漏れが起きなかったこと!!
 どんな事故でも、現場の問題を洗い直し、より安全な対策や意識づけのチャンスになるはずです。
 ところが、北陸電力、東京電力ほかの事業者は、原子力発電の危険性を隠し、その責任をとろうともせず30年近くほったらかしにしてきたのです。
 こんな、原子力産業が信頼できるでしょうか?!
 高知県東洋町に高レベル放射性廃棄物を埋め捨てにしようとしている、原子力発電環境整備機構の現理事長は、東京電力の重役や、福島原子力発電所の所長を歴任した人物です。高知県に、隠蔽体質、無責任体質の人達がどんなことをしようとするか、県民は見守る必要がありそうですね。