豚を盗んだ宇宙人?
アメリカのノースダコタ州の農場で16才の少年がした異常な体験を、その両親が報告しました。9月12日、早起きした少年は、豚を飼育する場所で何かが動くのを窓から見ました。コヨーテかと思い、銃を手に確かめに行きました。そこには身長2.4mから2.7mの生き物が2体いて、一頭の豚に何かをしていました。銃を撃つと、1体はこの世のものとは思えない金切り声をあげましたが、もう1体につかまれて地面に叩きつけられました。気がつくとシャツは破れ、出産前の200kgもの豚が一頭いませんでした。その夜に来た郡の保安官は、現場周辺に足跡等は発見しませんでしたが、豚を持ち去ったと言われる所の柵が倒されているのを見ました。結局、結論は出せずじまい。後に催眠術の効果で詳しく思い出すと、人型の生き物が5体いてそのうち2体が豚を引きずっていたそうです。4月の夜に少年は、水場を探るように強力な光線を出す物体を目撃していました。犬が吠えかかると飛び去りました。7月の夜には、父親が近所の人と青っぽい光が空を飛ぶのを30分ほど観測しました。親子は元々UFO等には懐疑的でした。また最近、親戚の羊が死んだところ獣医は明白な死因が分からず、死体の一部が手術のように切除されていたそうです。西のモンタナ州の農場では、10月9日、体の数カ所が正確に切除された雌牛の死体が見つかりました。周囲に足跡等はなく、空から落ちたかのようでした。1970年代から、モンタナ州では牛をはじめとする家畜が同様に虐殺される事件が続くそうです。いわゆるキャトル・ミューティレーションと呼ばれる現象です。一般的にはいたずらや自然界の肉食動物・分解作用とされています。宇宙人のしわざと考えるUFO研究者もいますが、宇宙人がこのようなことを行う合理的な理由は不明です。