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                    ラーラ | 
                   
                 
                  
                     津野町、東洋町で「高レベル放射性廃棄物最終処分場」つまり「核のゴミ捨て場」に応募する動きが表面化しています。この2つの町ばかりでなく、わかっているだけで高知県23地区がねらわれています。なぜ、高知なのでしょう? 
                     貧しく、人口が少なく、お年寄りが多く、町議会が誘惑に負けやすいから・・でしょうか。 
                     なぜいま必死になって「核のゴミ捨て場」を探しているのでしょう? 
                     原子力発電でできた核のゴミを再利用する計画は、もんじゅの事故で「うまくいきっこない」とわかりました。でももう、たくさんのプルトニウムが貯まっています。世界中の国々から日本は「いったい何十回地球を壊すつもり?」と追求されるので「いやいやこれはプルサーマルで燃やすのだよ」と弁解しています。でも、高レベルの核のゴミもたくさん溜まってしまいました。 
                     国は半世紀のあいだ間違ったエネルギー政策をしてきたことを認めないために、危ない「プルサーマル」を実行し、危ない「核のゴミ捨て場」を決める必要があるのでしょう。そして再利用のためにつくった青森県六ヶ所村の再処理施設を本格的に働かせる必要があるのです。 
                     東洋町は、近いうちに「核のゴミ捨て場」を受け入れてしまいそうです。そうなると町の漁業、農業(ポンカン産地)は風評被害にあい、年間9万人のサーファーがやってくる美しい生見海岸から人影が消えてしまうでしょう。 
                     それ以上に怖いのは、地下水や海水に高レベルの強い放射能がもれ、近い将来、生物の住めない場所になってしまうことです。 
                  「高レベル放射性廃棄物について学ぶ講演会」を、10月15日(日)14〜16時、高新文化ホールでおこないます。講師は、元京大原子炉実験所講師の小林圭二さん、市民活動家で『東京に原発を!』や『燃料電池が世界を変える』などたくさんの著作のある広瀬隆さん、資料代500円です。  |