1月30日。東方航空松山上海間一周年で、その日だけ往復航空券が記念価格だった。 高速バスで高知松山往復が6300円、松山上海往復35000円、上海浦江国際YHのドミトリー(1泊55元)に滞在するとして、6泊くらいはできる。 一週間前の23日、ウェブでチケットの予約を取り買い付けに行こうとしてよく考えると、今年の1月29、30、31日は春節(旧正月)ではないか。帰省客でごったがえす機場や車站が予測された。爆竹の音がしたりして賑やかかもしれないが、肝心の商店が開いてないのはいけない。 そこで仕方なく1月の仕入れの旅は見送ることに決め、2月14日、東京のインターナショナルギフトショーへ向かった。海外だろうと国内だろうと自分の足で歩き、目で見、感を働かせて知識を深める。 輸入雑貨屋を始めたのは商売をしていた祖父の影響も多少はあるのだろうが、これまで生きてきた経験を全力で活かせる仕事だと思っている。人生という名の旅は続く。
nBoxギャラリーに住みついている猫、『スイッチ』がテレビに出ることになりました。ほんの2〜3分ですが撮影は半日+次の日の早朝。2日間もかかってしまったのは、売りの「背中に飛び乗る」ところを撮影するがためでした。番組のキャスターの方ご本人がハンディーカメラを持ってやって来たのに、なかなか背中には乗らず、「一緒にお散歩」シーンでは、カメラに映ろうと娘が前へ前へ・・・大変でした。と、キャスターの方も思っているのでは。3月8日午前11時30分〜NHK高知で放送されます。猫背気味な私がさらに猫背になり猫を乗せている姿を見ていただけたら嬉しいです。
ナルニア国へようこそ 「ナルニア国ものがたり」シリーズ 1『ライオンと魔女』2『カスピアン王子のつのぶえ』3『朝びらき丸東の海へ』4『銀のいす』5『馬と少年』6『魔術師のおい』7『さいごの戦い』(著者:C・S・ルイス / 絵:ポーリン・ベインズ / 訳:瀬田貞二 / 出版社:岩波書店) イギリスで生まれた異世界ファンタジーは数あれど、ナルニア国ほど懐かしい場所は、そうそうありません。子どものころ、ナルニアの物語を読んだ大人には、登場人物や風景が、いつまでも目の前によみがえってしまうのです。まるで本当の体験のように。 不思議な運命が、時空を超えて、ペベンシー家の4人きょうだいを、ライオンの姿をした神、アスランが創ったナルニア国へ送り届けます。田舎の屋敷に置かれた古い洋服ダンスの奥に、入り口はあったのです…向こう側は雪の森、1本の街灯が立っていて、白い魔女が支配する冬のナルニアが広がっていました!というファンタスティックな映像が、映画となってもうすぐ見られます。 日本のナルニアファンはこれまでブームを体験してこなかったため、今回の映画化がどれほど影響するのか予想がつきません。ただ、『指輪物語』の後だけに、かなり戦闘シーンも強調されていることでしょう。クリスチャン的すぎると批評されることもある「アスランそのひと」への想いを純粋に共有するなら、やはり原作に親しんでほしいと思います。独りでナルニア国へ行くという読書体験は、何ものにも換えがたい宝ものとなることでしょう。