テキサスの奇妙な動物たち
一昨年、アメリカのテキサス州で射殺された奇妙な動物について紹介しましたが、その後の話です。ベクサー郡とアンジェリナ郡に続いて2004年11月にも、毛がほとんどない青灰色の体で爪と牙と尾が長いという動物がサンアントニオに現れました。目撃者は庭に子鹿がいると思ったそうです。専門家はひどい皮膚病のコヨーテではないかと見ています。2005年6月、サンアントニオから東の方でドライブをしていた人が、道から離れた茂みにいる動物を録画しました。高さ90cmほどの背中を丸めた毛のない犬かコヨーテのような姿です。噂の吸血動物チュパカブラかもしれないと言いますが、専門家は体毛に問題のある犬で、狼との混血を指摘しています。その8月には、コールマン郡のある農家で射殺されて写真に撮られました。60〜90cmで後ろ足と尾の長い、毛のない犬にカンガルーとネズミの混じったような姿。農家では鶏がたくさん殺され、ワナを仕掛けましたが賢くて捕獲できませんでした。鶏の血はほとんど見なかったと言います。鶏を捕まえてとても素早く走り去る動物を見て、他にもいるのではと考えています。そして今年の1月、再びアンジェリナ郡で似た動物が、狩りをしていた兄弟に射殺されました。リス狩りの弾を何発か撃ってから、鹿狩りの弾でとどめを刺しました。兄弟は一ヵ月前にもその動物を追ったそうです。皮膚病のコヨーテに似ているとし、他にもっといると考えています。これで合計4頭が射殺されて、かわいそうな気もしますが、危険な伝染病の可能性もあります。地元のメディアがよく報道する影響もありますが、特にテキサスに集中して報告されるのは不思議な感じです。ちなみに広大なテキサス州は、ビッグフットの目撃でも知られています。