12月はいつも、前半にクリスマス関連、後半にお正月関連のものを作っています。
先月は2週目の低学年向け工作に「りんりんサンタ」を作りました。バネの弾性を活かして、サンタが棒を伝って鈴の音をならしながら煙突までおりてくるしかけです。
煙突のある家も作るので、その窓に誰が見えるかも自分で考えて描きます。Mちゃんは3人家族なので、3人揃って寝ているところを描き、家族の仲の良さが伝わってきていいなあと思いました。さらに窓の外にはトナカイも作ってしまいました。力作です。
煙突の模様は、みんなほとんどレンガの線を書いたのですが「煙突の模様はなんでもいいよ」と話してあったので、Sちゃんはなんと「サンタさんはやくきて」とメッセージを書いていました。よっぽど待ち遠しかったのでしょうね。いつもとても良い子なので、急いでサンタさんが来たことでしょう。
同じ週の上級生向け工作は「ホワイトクリスマス」。紙皿をベースに、木の実や枝を使い、紙粘土を敷き詰めた上に小さな雪景色を作っていきました。
上級生になると手先もだんだん器用になってきて、小さいものや細かい作業が好きになってきます。中でもAちゃんは特にこまごました作業をコツコツ積み重ねるのが得意なので、大変はまって熱心に作っていました。ケーキのようなかまくらに、とってもちいさい雪だるま、背の順に並んだ木立など、とてもかわいらしい仕上がりでした。
その他にも、木に雪が積もっている様子や雪だるまを作っている最中の人など、雪の日を楽しんで作っている作品がたくさんできました。
子ども達とこういうことを楽しんでいると、「クリスマス」をみんながとってもわくわくしながら待っているんだなあと伝わってきます。子どもの頃に特別嬉しかった記憶というのは、私も今になってもやはり覚えています。思い出すと温かい気持ちになります。12月はいつも、子ども達からそんな気分のお裾分けをもらっています。これからもみんなに素敵なサンタがやってきますように。 |