☆一緒に卒業する友達が登場。仲の良さが伝わってきます。
☆不気味に揺れる宇宙人!動画でお見せできないのが残念です。
☆春風にそよぐ桜やチューリップ。生き物以外で見立てたところがナイスです。
☆ネコのお誕生会です。花束・ケーキ・飾り付けもこだわってます。
香美市立美術館では、4月6日より新しい展覧会が始まります。「吉村芳生展−色鉛筆で描く彼岸と日常−」は山口県の田舎、徳地(とくぢ)という所に住んでいる吉村さんが、その地元に咲いている花々を色鉛筆で克明に描いた大型の絵画を展示します。横幅が10メートルもある菜の花の群落は見事で、とても見ごたえがあります。また7メートルの藤の花はうっとりするような美しさです。他にもコスモスやケシの花が見事に咲き誇っています。これらの花々は写真かと思うほどリアルに描かれていて、見ているとこの世のものではないような不思議な感じがします。美しい花々の先には未知なる浄土「あの世」が見えてくるということに気付かされます。この作品を高知の方々にもぜひ見ていただきたいと思います。 また、同時に作者が昨年1年間滞在していたフランスのパリで描いた500枚の自画像のシリーズも圧巻です。パリで毎日発行されている新聞の上に描かれた自画像は、まるで作者の存在証明のように日々うつろう自分の姿が写し出されています。 このように今春の美術館はとても充実した内容で、皆様のご来館をお待ちしています。