2月はバレンタイン。チョコレートの渡し方は年々多様になっているように感じています。女の子同士で配ったり、男の子からもらったり、兄から弟へ…。
ラッピングもいろいろで、お店はキラキラするものであふれ返っていますよね。
私たちは日常生活の中で、それらのものや状況をたくさん見ているはずです。
しかし、実際のところ、人間の記憶はあいまいで、情報は脳の中を駆け足で過ぎ去っていき、あっという間に消えてなくなっています。自分で思っている以上に、ものをよく見ていないのです。実際に紙に描きとってみたり、形を再現してみたりするとよく分かります。
造形教室では、工作を通して、子どもたちの記憶を呼び起こし、さらに手を動かすことで知識へとつなげたいと考えています。ただ「分からん」「忘れた」と言って諦めるのではなく、自分の記憶の引き出しを開けて、あれこれ取り出しながら試行錯誤した作品は、見ていて胸を打たれます。
写真の2人の作品は、記憶と同じでなくても、自分の世界の中だけの「お店」が成立しているように感じ取れました。
また、男子を中心に、たこやき作りにも挑戦しました。「昨日食べたばっかり〜」という子もいて、味を思い浮かべながら、自然と力が入りました。
写真のK君のお店は「幸せを運ぶ南極街」にある「秘伝の甘辛たこやき」。お値段はあわせて7320円なり。レシートの数字もまるでレジの機械からプリントアウトされたみたいです。強い強〜いこだわりが感じられた力作です。 |
☆将来の夢はサラリー・パティシエ
☆アバウトになりがちB型女子粘りました!
☆レシート上下の凹凸部分にご注目!
|