トルコの怪獣

トルコ東のワン湖では、体長20mもある怪獣が目撃され、1997年にビデオで撮影されています。琵琶湖の5倍もある湖ですが、海の水のように塩が多く、生き物はほとんどいません。怪獣は小魚の群れをエサにしていると考えられています。湖の島にある古い教会には怪獣の絵が彫られているので、昔からいるようです。

特徴
短い首に馬のような頭。黒くてヘビのように長い体を縦に動かして泳ぎます。小さなヒレもあるそうです。映像では、大きな目のすぐ前から泡が出ているので、その下に鼻があるのでしょう。潮を吹いたとか、大きな吠え声を聞いたという話もあります。陸を歩いたという報告はありません。

正体は?
魚やヘビならば、体を横にくねらせて泳ぎます。大昔、トルコを含む中近東の海にはバシロサウルスという鯨の仲間がいました。この体や鼻の位置などが怪獣と似ているのです。絶滅したはずが、敵のいない湖で環境に適応できたのかもしれません。

アメリカCNNテレビの映像
http://www.cnn.com/WORLD/9706/12/fringe/turkey.monster/turkey.monster.18.3.6.mov

バシロサウルスのこと
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/aquaheart/cetacea02.shtml