スシジロー/見立て 井関さおり

 4月の第4週目の上級生工作タイトルは「スシジロー」。例のお店の回し者ではありません(笑)
 子ども達は食べ物を作るのがとても好きです。小さい頃、紙を細く長くたくさん切って器に入れて、「おそうめん」や「ラーメン」として遊んだことのある人も多いのではないでしょうか。
 このお寿司は、紙粘土で作っています。お皿の大きさは直径3〜4センチほど。とても小さいです。
 Wちゃんが作ったお寿司は、イクラの一粒一粒も細かく作られていて、カッパ巻の海苔、トロの脂など脱帽の細かさでした。
 Iちゃんのお寿司にはわさびの乗ったお皿まであり、「店長のおすすめ」メニューがあったり、たくさんアレンジを効かせていて面白いものになっていました。
 今回のスシジローでは、お寿司が流れてくるしかけになっています。しかけが上手く働いて動いた時、子ども達の表情がぱっと笑顔になるのはこちらも嬉しいものです。
 そういう面白さを体験できる新しいネタを、またこれからも考えていきたいと思います。
 なにかリクエストのある方は、ぜひお声をお寄せください!

 第3週目の絵画の課題は、びりびりちぎった紙が「一体何の形に見えるか」を考えながら絵をつくり上げていきました。
 意外と難しい課題ながら、想像をふくらませて、自信を持って取り組んでくれました。


☆エジプトのピラミッド。物知りJ君作。

☆「くろしおくん」と「あかしおくん」

☆リボンを付けた馬が、おいしそうに
  アイスを眺めていますね。
☆虹色のタコ。
  スミも虹色!?
メガネモン

普段クロスバイクに乗る私ですが、多くの人がそうなると言われるように1年足らずでロードバイクも買ってしまいました。
クロスバイクで前屈みに慣れると、向かい風が強い時はもっと屈んで空気抵抗を減らしたくなります。さらにロードバイクの方が速いので、うらやましく見えてきます。私が買ったのは本体がアルミ製で比較的安い入門用ですが、高級なものは軽くて震動が少ないカーボン製です。それでも、今までのクロスバイクよりスピードが出やすく、変速ギアが多くて楽に走れます。短所はスタンドが無くて駐車しにくく、荷物を運びにくいこと。なので、荷物が多い時や買物に行く時は荷台を付けたクロスバイクの出番です。
さて、このGWは初めて100kmを超えるサイクリングに挑戦しました。黒潮町の砂浜美術館→南国市の自宅で約120kmです。まずはロードバイクを積んだ車を運転して黒潮町へ(寄り道や渋滞で4時間近くかかりましたが…)。暑い砂浜でTシャツアート展を見て回り、出店の焼きそばを食べて、駐車場でロードバイクを準備。ヘルメットと小さいリュックを装備して午後2時半過ぎ出発(車は家族が運転して帰りました)。初めのうちは元気があり、土佐湾沿いに調子よく進みます。ひたすら56号線を走ればよいので道に迷う心配はありません。よいお天気で、他の自転車やお遍路さんも見かけました。
やがて道は山の方へ向かいます。ロードバイクのハンドルはいろいろな握り方ができ、手の位置を変えると自然に体の姿勢も変わるので、状況によって使い分けます。長い登り坂では手前を握って体を起こした楽な姿勢をとり、軽いギヤでペダルを回します。登った後は必ず下り坂があって楽に走れます。特に七子峠は最高で、足を止めても時速40キロくらいで延々と下れました。一方、いろいろ危険もあります。ロードバイクの細いタイヤは空気圧が高くて砂利などをよく弾きますが、山の道路では落ちた枝にも注意が必要です。一度長い枝を踏んでチェーンに巻き込みかけて慌てました。また、速いほど震動と衝撃が強まります。前の日に取り付けたばかりのホルダーから水筒が落ちて傷だらけに…ショック! 自転車は道路左寄りを走りますが、道の方へ伸びた植物があります。車体に当たると危ないし、顔に硬いのが当たると痛かったです。トンネルは昔より明るくなったようですが、部分的に暗い所や濡れている所があって自転車は要注意です。
後半では疲れてきて、ハンドル手前を持って少し回復したら前の方を握って前屈みで走るの繰り返しです。足裏がしびれたりふくらはぎが痛くなったりで、無理せず時々お茶を飲みながら休みました。疲れると赤信号を見る度に、よし一休み!という感じになってきます。日が暮れるとライトが頼りですが、速く走るには心細い明るさです。コンビニや城西公園に寄りながら、結局8時半過ぎに無事帰宅できました。結構しんどかったですが、充実感があっていい経験になりました。