Q & A 4

Q:9月5日はなぜお月見だったのですか?(Oさん)
A:たまたま日曜日に満月の日だったので、皆で集まって見るのに良かったからでしょう。本来のお月見の夜、十五夜は旧暦の8月15日で、今の暦に変換すると今年は10月3日になります。その夜の月は中秋の名月と呼ばれますが、満月とは限りません。元は中国の風習で、月餅というお菓子をお供えしていましたが、日本では月見団子に変わりました。また日本は旧暦の9月13日(今年10月30日)を十三夜と呼んで、月見をする習慣もあります。

Q:ハローウィンについて教えてください(Oさん)
A:ハローウィンのハローはHallowで、あいさつのHelloとは違います。キリスト教ではHallowは聖者の意味で、11月1日は聖者たちの祝日です。一方、古代ヨーロッパのケルト人の暦では10月31日が大晦日で収穫祭でした。その時に死者の魂が帰ってくると考えて、悪い霊を追い払おうとしました。これがアイルランドとイギリスの一部で伝わりました。Hallowにクリスマスイヴのように前夜を意味するEveとイブニングを意味する古い英語のEvenがくっつき、さらにvの発音が省略されてe'enとなったためHalloweenになったそうです。お祭り好きなアメリカでは、子供たちがお化けなどに仮装して楽しむ行事となりました。それが日本にも伝わってきたのです。