UFOの記念日

1947年6月24日はアメリカの実業家ケネス・アーノルドが「空飛ぶ円盤」を目撃した日。大きく報道されてUFOが広く知られるようになったのを記念してUFOの日とされます。さて、今年の6月もUFOの事件が報道されて話題となりました。ルーマニアの国防省は昨年10月に戦闘機がUFOと衝突したことを確認しました。ただし地球外というわけではなく、あくまで未確認飛行物体ですが。ミグ21がトランシルヴァニア地方の上空6300mを飛行中、少なくとも4個の物体にぶつけられたそうです。機体は傷つき風防ガラスが破れてパイロットは軽傷を負いましたが、幸い着陸できました。戦闘機のカメラは複数の物体をとらえたものの、下の雲から来て自転していたというその正体を特定できませんでした。軍の調査では鳥の群れ、氷や隕石、他の飛行機の破片、ミサイルや砲弾の可能性も否定。事件は欧州空軍の安全保障委員会へ送られました。UFOの情報公開が進むイギリスでは、ウェールズ南部で警察のヘリコプターがUFOを追ったと報道されました。国防省の基地へ着陸する許可を待つヘリが、下から高速で来た「空飛ぶ円盤形」UFOとあわや衝突するところだったとか。急回避できたヘリはUFOを追跡しますが、燃料が少なくなって引き返したそうです。警察はその追跡を否定しましたが、熟練した3人の乗員がUFOと確信していることを認めました。なぜかヘリの機器はUFOをとらえなかったようです。この報道で、多くの人々が自分もUFOを見たと名乗り出ました。ヘリが遭遇したのと同じ日に近くで同じようなUFOを見た人もいました。また、2000年8月に南東部のブライトン市で警察のヘリが円筒形の輝く物体を3分間追跡しています。この時は熱探知カメラがとらえましたが、結婚式等で空へ揚げられるランタンとも考えられています。