UFOと宇宙飛行士たち

最近、イギリスのテレビであるドキュメンタリー番組が放送されました。内容は37年前に地球と月を往復したアポロ11号の知られざる話でしたが、インタビューの中でオルドリン宇宙飛行士は、当時の彼らがUFOを見たことを語りました。宇宙人の存在する可能性によって地球に戻されることを恐れて、通信ではUFOとは言わなかったとか。後にNASAはそれを30年間も隠したそうです。宇宙でUFOを見たと報告したのは彼だけではありません。217日宇宙に滞在した旧ソ連の英雄コワレノクは、宇宙ステーションから同僚と一緒に目撃し、地球外文明の可能性も考えています。それらが人工衛星や宇宙船の部品やゴミ、あるいは未知の自然現象だった可能性もありますが、他にも正体不明の物を見た宇宙飛行士の話はいくつもあります。最も過激だったのは、2004年に亡くなったアメリカのクーパー宇宙飛行士です。1950年代に空軍パイロットだったクーパーは、ドイツの基地上空で円盤を追跡。さらにアメリカのエドワーズ基地にいた時は、着陸する円盤が撮影されたそうです。親友の将校からはロズウェルに墜落した宇宙船とその宇宙人が回収されたと聞かされました。1985年には国連のUFOと宇宙人に関する討論会において、「明らかに地球よりも進んだ宇宙人の乗り物が来ていることを信じる。あらゆるUFO情報を分析して友好的に関係するための計画が必要。地球人が仲間として認めてもらうことであらゆる分野に大変な進歩がありうる。全ての宇宙飛行士と専門家は秘密を守らされている。アメリカでは未知の物体がレーダーに毎日とらえられる……」等を訴えたほどです。また、アポロ14号で月に着陸したミッチェルもUFO研究家と親しくなり、本人が見たわけではないもののクーパーと同様に政府が証拠を隠していると、講演会等で主張しています。