・・・その
11月に入ると、ふだんのんびりしているように見える紙屋も、地に足がつかなくなってきます。お正月用品の仕入れや製造に追われるからです。いつも作っている炭や唐辛子の飾り物も、今年は作業が押し気味です。
お正月は、年間を通じて、もっとも紙が消費されるシーズン。お正月かざりや一枚ものの紙が、家庭やお店でにぎやかに存在をアピールします。そういえば、お年玉を入れるポチ袋なんかも、和紙製ですよね。今年は造形教室からかわいい羊たちも入るので、ふだんはほとんど営業らしきものをしていないわれわれも、遠くの方には電話したり、近くなら持っていって営業しています。
12月には伊野町のギャラリー・コパで「お正月飾りとお得な紙」展も開催しますので、どうぞお越しください。会期:12月18日―23日、会期中は無休です。

久保

土佐和紙の店・ペーパーラボ http://paperlabo.com/
営業:午前10時〜午後7時 吾川郡いの町4010 日曜定休 TEL 088-892-4010

         Official website http://www.ttow.net/

先週の日曜日、時計を一時間遅くしました。冬時間のはじまりです。睡眠時間を得したと言って喜ぶ人もいれば、勤務時間が増えて損したという夜勤の人もいます。今はもう大丈夫ですが、時計を遅らせた後2、3日は毎年時差ぼけ状態です。当然ですが一時間早く腹時計がなったり、早寝がしたくなったりするものです。特に子供たちは体のリズムにとても正直です。
ハロウィーンが終わり、町には少しづつクリスマスムードが流れはじめました。これからどんどん日が短くなり、真っ暗なうちに家を出て、真っ暗なうちに帰宅するという日々もすぐそこです。
たった一人でたどり着いたパリ到着直後、つらかったのは寒さではなくて日照時間の短さでした。日本の冬、きーんと透き通る真っ青な空を懐かしがったものです。今はそれほどでもなくて、灰色の曇が覆うふてくされた空も、いかにもパリらしくていいんじゃないの、なんて思うようになりました。人の温かさがあるからでしょうか。

谷口貴子



 幼稚園でお芋ほりがあった。まず、からみあった芋のつるを軍手をはめてひっぺがす。ぶちぶちとちぎれた茎の根本に紅色のお芋が頭をのぞかせている。それと同時にでるわでるわ…。見たこともないムイムイたちが一斉に動き始めた。私は一番でっかいイモ虫を手のひらにのせて近くにいた男の子に「これはねー、モスラっていうんだよー」って教えてやった。(教えるなー!!)
 虫をよけながら、ふっくら肥えた土をほりおこすと、紅色にかがやく大きなお芋がざくざくでてきた。子供達の喜ぶ顔とそれを見つめる親たちの顔があったかくて寒さも忘れて土と遊んでしまった。
 お芋ほりの最後は記念撮影。子供達はそれぞれ1つずつ、お芋を手にとっての写真撮影だったのだが、我が子の手にしたお芋には笑った。「あんた、もっと大っきいのを取らないと、大物になれねーぞー」と心の中でつぶやきながら、娘の手のひらにしっくりとなじむ、ちっこいお芋さえピッカピカの宝物に見えてしまった。ああ秋もまたいいなあ。

小笠原まき



松本サリン事件被害者、河野義行さんの講演を二〇〇人位の人に聴いてもらうことが出来、何とか私の責任を果たし、ホッとしている。
やっぱり河野さんの話はすごかった。事件当日の家族の様子、サリン中毒の中での警察からの執拗な取り調べ。犯人だという報道、「死ね」という電話。
被害者が一変して犯人に仕立て上げられる様子を話してくれたのだが、話が上手で、まるで映画を観るような臨場感があり、リアルに伝わってきた。
だれもが、身じろぎ一つせず耳を傾けてくれていた。感想文にも事件の背景を考え「反省している」という内容が多かった。
ある日、新聞で知ったという方から、深刻な人権侵害に遭っているという電話が入った。当日、冤罪救済活動をしている生田弁護士に相談。その方から「救われました」との声を聞け、この講演を企画して本当に良かったと思えた。またその後、店を訪ねてくれた方から、娘さんが刑事事件に巻き込まれた話を聞き、冤罪が身近で起きる危険性を改めて感じた。
「事件は風化してもいい。でもそこで得た教訓は風化させてはいけない」という河野さんのメッセージは深くて重たい。

和田佐知子/うれし屋 tel:845-5601地図



 阪神大震災の時、仮設トイレの臭い消しに活躍したEMが、よさこい高知国体での仮設トイレの臭い消しに使われる様になったという事もあって、ある小学校から、トイレの臭い消しの依頼があり、うかがった時のお話です。
 2階の男女つながっているトイレにまずはEM活性液というのを投入するところを見ていただき、その場でEMについての説明をさせていただきました。
「微生物だからエサが必要」だとか「生き物ですから....」とか「住みつく」という説明に最初失笑されていた先生方だったのですが、説明の途中で臭いは消えてしまい、半信半疑だった先生方もその効果にびっくり。
 学校中のトイレにEMを投入し、帰る頃にはメモとえんぴつを両手に、「家での使い方を教えて下さい」「隣のお幼稚のトイレの臭いを消して下さい」などなど....
 EM効果に感謝、感謝の良日でした。

NPO 黒潮蘇生交流会
小松加世子(090-1176-3884)



私はいま、洗剤は使わず水だけで洗濯しています。不思議な水をつくりだす装置を借りているのです。下着も毛布もすっきりふわふわの仕上がり。この水を枯れかけた植木にやると、すっかり元気になって花を咲かせています。つけておくと野菜や魚もしゃきっとして、りんごは剥いても色が変わりません。
命のみなもとである水が汚されているいま、この装置を開発したかたは、自然の法則にしたがって地球の水を生きかえらそうと考えたのです。ただの水が滝や渦巻をくぐり、黒曜石やトルマリンにぶつかるうちに、浄化力をもったおいしい水になるのです。世界中に散在して人を癒す“奇跡の水”の共通点は、活性水素が含まれることだそうです。体内で悪さをするあの活性酸素にくっついて、ただの水に変えてしまうのですね。この水にも活性水素が多く含まれるので、身体にやさしいだけでなく、排水は下水溝の塩素を不活性化してトリハロメタンやダイオキシンの発生を防ぐそうです。すごいでしょ。この水を使ってみたいかたは、はりまや町の
ハート&ハートというお店で無料で分けてくださいます。ペットボトルでなく、一升瓶を持参して、ね。『洗剤が消える日。』もお勧めです。

ラーラ