さあ、ここからは夏休みに教室でみんなが作ったおもしろい作品から一部ご紹介します。

まずは回転寿司「リキロー」。なんでもアイスクリームやお茶づけ、すべて80円らしいです。実際に家族でお寿司を食べに行って、見たり聞いたり味わったりして「楽しかった!」という本人の実体験が伝わってきます。ちなみに、絵を見たお母さんの第一声が「行きた〜い」でした。


つづいては、夏休みの絵の題材としては非常にめずらしい「お墓参り」。四つ切りの画用紙いっぱいに描かれた墓石のまわりを、家族みんなが笑顔でそうじをしています。「暗い」「怖い」「お化けが出そう」な場所というイメージを一転させるかのような表現は深く私たちスタッフの印象に残りました。

こちらの絵は、工事現場の作業車を描いています。いつもはついおしゃべりも盛り上がってしまう彼ですが、今回この絵を描く間はものすごい集中力を発揮して、私たち皆がびっくりするほどでした。彼の気合いは絵にも充分込められて、大変よい仕上がりになっています。夏休み教室では私たちが手伝うこともよくあるのですが、彼は完全に自力で描き上げました。

言わずと知れた「なでしこジャパン」。ちゃんと11人作っています。写真では分かりませんが、トロフィーを持つ澤選手の背中にはちゃんとあのロングヘアがついています。決勝戦で涙した私は、このお手伝いに大変盛り上がりました。「背が低いこの人は大野ね!」「一番でかい人は海堀にしようか!」と先走る私に、作者のゆきちゃんはうふふと笑って静かに対応してくれました。ごめんよ先生だけうるさくて。


こちらは、はなちゃんのお花畑です。プラ板でビニールハウスのような作りになっていて、温室にもお花にもたくさんスパンコールがついた華やかな工作となっています。もともとお花の絵が上手な子なのですが、いろいろな形のお花をきちんと3次元でとらえて形づくることができていて、日頃の彼女の観察眼が生かされているなあと感じました。お家でもお花を育てているそうです。

最後はれんくんの作品です。六年生ということで、これまでの集大成にしたいとの想いがあり、スタッフも協力して、本人も納得できる立派な出来ばえになりました。この作品を作り上げたことが自信になり、これからの様々なハードルを乗り越えていく力になってほしいと思っています。

井関さおり

7月31日(日)と8月17日(水)、いの町紙の博物館にてワークショップを行いました。
7月31日は「和紙のどうぶつえん」。和紙と針金で手軽に動物を作れるという工作でした。1人でどんどん何匹も作れる子どもや、一緒になって楽しんでくれる親御さんたちもいて、バラエティ豊かな動物たちができあがりました。
8月17日は「石こう版画」。版画の展覧会に合わせて、ふだん余り使うことのない素材の石こうを使って版画を作りました。こちらは大人が取り組んでもとても楽しめるので、親御さんも全員参加しての制作となりました。下絵描きから石こう彫りの間、皆さんとても集中して取り組んでくださって、気持ちの良い時間だなあと感じました。
どちらのワークショップでも、ご参加くださった方は皆、お帰りの際、たくさんの親御さんがお子さんに「ほら、先生にありがとうございましたってお礼言おうね」とうながしてくれていました。礼儀正しいいのの皆さんに私が心洗われる思いでした。ありがとうございました。