美和 クランマー

 皆様お元気でお過ごしでしょうか?
 私は一昨年少々体を壊しておりましたが、ここ一年とても元気で忙しくしています。幼児教育の単位を取得しようと夜間大学へ通っていたので、宿題やレポート提出のため、コンピューターの前に座りすぎて横腹が痛くなったのだと今では思います。病院に行きましたが、どこにも異常は見あたりませんでした。勉強がいやだったのでしょうか…。がんばりすぎたのかもしれませんね。
 昨年は大学は行かず、仕事と家事、育児で忙しい日々でした。
 仕事は幼児の養護学校で、アシスタントティーチャーをしています。今年で3年めになります。生徒の半数は普通の子供達で、半分は障害児ですが、自閉症の子やダウンシンドローム、筋肉の病気や知恵遅れの子、耳の聞こえない子など様々な障害をもった生徒が一緒のクラスにいます。1クラス10人ぐらいの生徒数で、先生が4人の他に、スピーチセラピストやフィジカルセラピストが参加します。
 こちらでは避難訓練の1つにブロックダウンというのがあります。外からの攻撃に対してだと思いますが、教室のカーテンやブラインドを閉め、窓やドアにカギをかけて、電気を消し、机の下や倉庫、戸棚やトイレなどに(教室内で)隠れて静かに待つというものです。小さな子供(特に障害児)には大変な訓練です。スカンクから隠れていると説明することもあります(子供を怖がらせないため)。簡単な手話や絵のカードを使って生徒とコミュニケーションをとることも多く、とてもやりがいのある仕事です。
 仕事の後は家の子供達をスポーツの試合や練習につれていく毎日。その合間に買物や夕食作りをし、夕食後は子供の宿題をみたりします。車の運転をしている時間がとても長いと思います。3人ともサッカーとラクロースとバスケットボールをしていて、試合は近隣の都市であちこちへ違った時間に行かなければならず、子供のための運転者という感じです。
 今は、よく雪が降り、積もっています。先日は車の前を24羽の七面鳥が横切っていきました。彼らはたまに裏庭にもやってきて、フンだらけにして行きます。夏はキツネの母と子、カナダギースの家族(7羽のヒナが無事育ちました)がたまに裏庭にきていました。とても田舎なのですが、それでも、りんご畑が次々と売られ、マンションや住宅になっていくのは残念です。馬がたくさんいた放牧場もこの5年ですでに2つつぶれてしまいました。高速道路の出入口近くには、新たなファーストフード店もオープンし、町を美しい自然のままに存続させるのはそんなに難しいことなのだろうかと思います。
 さてこの絵ですが、昨年末、家のメイルBOXが夜中のうち何者かの車でつぶされてしまったので(ここらではたまにあることで、だいたい10代の若者のしわざです。高校生になると皆、車を運転します)、新しく買ってきて赤に塗ってみました。玄関のドアも赤で、雪の中でなかなかきれいだと思います。去年、子供達が作った雪だるまが、とけない上にまた雪が積もり、背が高くなっていきます。ではまた。寒い季節、お体にお気をつけて、よい年でありますように。

都築房子

 毎年、造形教室に飾られている段々の「おひなさま」は、今から30年前に当時の高校生が自分で作ってきてプレゼントしてくれたものです。それからずっと毎年、季節になれば必ず出してきて飾っています。これを作ってくれた高校生は男の子ですが、その後人形制作のプロとして活躍されています。作者の安岡郁夫さんは香我美町山北の出身で、2000年に高知新聞の「新世紀・土佐の顔」でも人形作家として紹介されていました。今、1つ1つの人形を見ていると、高校生だった彼が身近な材料を活かして、精一杯の表現をしていたことが良くわかります。ほとんどは紙でできていて、その紙が30年の歳月によって自然に古びて、独特の風合いを醸し出しています。
 人が心を込めて作った人形たちがこんな長い年月を生きて、私たちを楽しませてくれていることに深く感謝しつつ、これからもできるだけこの「おひなさま」を飾っていけたらと思っています。

バレンタインチョコ 井関さおり

 2月の工作にチョコレートを作りました。ハート形や板チョコ等の定番からオリジナル形チョコまで、みんな楽しんで作ってくれました。写真はKくん・Nくん兄弟の「ドラゴンボールチョコ」
です。
 皆と一緒にいろいろ話しながら作っていて、バレンタインの様子が私の学生時代とずいぶん違う事を知りました。「女の子同士でチョコのプレゼントをすると彼氏ができない」というのが定説でしたが、今や「友チョコ」は当たり前。「おいしそうなチョコがいろいろ売られているのだから、女の子も食べたくなるのは当然よね〜」と思い納得していましたが、今年は「男の子同士でもプレゼントしている」と聞いて驚きました。いわゆる「オトメン」で、お菓子作りの好きな男の子が男女問わず友達に配ったりするそうで、いやはや時代はどんどん変わりますね。
 売り上げを伸ばそうとするお菓子業界の策略が働いているのでは、とも思ってしまいますが、親愛の情を示す機会として男女ともに気軽に捉えられているのはいいかもなと感じています。