有識ねこ座談会

冬休み教室では「干支のかけじく」や「置き物」を作りました。指導にあたったお二人の感想をどうぞ。
かけじくも置き物も毎年恒例ですね。今年で何度目かになる子たちはさすがで、どんどん自主的に制作していて頼もしかったです。
うさぎの形にちぎるところがむずかしかったニャ。
「むずかしそう」と思っても、とにかく取り組んでみることが大事ですね。
ふだん教室に来られてなくて、冬休み教室にのみ参加してくださった方々は、とまどうことが多かったかも知れませんね。先生の指示を待っていて、自分から先に作っていくことはできないように見えました。
工作には手順が大切で、自主的に取り組むためには「先を見通す力」が必要になりますね。いつも来られているお子さんは経験が生きてその力がずいぶんついていたと感じました。
次の作業は分かっているから「言わないで!」と私の発言を阻止する子もいました…
ペンキで塗ったら、→ドライヤー、みたいに。
ニャニャニャンニャー(ほんとはお母さんといたいけど、1ぴきでがんばるニャ)
そうそう、1ぴきでもできるもんねえ。えらいぞ〜(なでなで)
その逆に、常にご父兄がそばに付いていて色々と指図するような例もありますね。
慣れない環境だと緊張して、お子さんにとってちょっとしんどいかもしれないのですが、そうした中で「自力で何か1つのことをやりとげる」ということは、大事な体験です。作業はできるだけ自力でがんばって、そのことを保護者の方にしっかりとほめてあげていただきたいですね。
都築房子

昨年の秋に、私がそれまで7年半関わってきたnBoxのギャラリーとしての機能を終了しました。そのことは全く物質的な問題で、場所としてのnBoxが無くなるということですが、自分の中で何かが終わったという思いがじわじわと身にしみるように感じられます。そしてこの年末に、45年間も続いてきた大阪の信濃橋画廊が閉廊しました。現代美術の最先端でがんばってこられた画廊が消えてしまうことは、とても寂しいものです。私自身、1990年代に何度か個展をさせていただきお世話になりました。最終展の1日だけの展覧会「ハガキ」展には私も出品させてもらいました。21世紀に入ってから、目には見えないけれど何か大きな変化が押し寄せて来ているような気がしていましたが、それがこんな形になって現れてきたのだろうかと考えています。「終わることは始まること」とずっと思い続けてきた私としては、次に始まることを見届けたいと願っています。新しい年に新しいことが始められるようでありたいと思います。