アメリカの巨大な鳥たち

4年ほど前にアラスカで巨大な鳥が目撃されましたが、今年の6月にペンシルバニア州ヨーク郡でも現れたようです。朝の10時頃に53才のパットさんは、裏庭で彼女の犬が何かにおびえたようにほえるので、様子を見に行きました。家のドアを開けて出ると、初めは大きな凧だと思いましたが、柵のすぐ向こうに巨大な鳥が見えました。両翼は幅6m程もあり、黒い体で首の周囲と翼の先だけが白。まるで自動車のキャデラックだったとか。勇敢な彼女と犬が恐怖にふるえる中、やがて翼を広げて南のヨーク市へ飛び去りました。後に夫とインターネットで調べましたが似た鳥は全くいませんでした。また来た時に備えて台所にビデオカメラを準備したそうです。彼女は自分が生まれたスコットランドの有名なネッシーをはじめ幽霊やUFOなども信じていませんが、疑われるのを覚悟の上で他にも見た人がいないか知りたいと語りました。その後、ヨーク郡北部からヨーク市までの10数人から報告が寄せられました。翼は約2.4〜4.6mと様々ですが、黒い体に白い模様があり見たことがない大きな鳥というのは同じでした。昔からペンシルバニア州では巨大な鳥の目撃があり、1970年には翼の幅が飛行機ほどもある暗い色の巨大な生物を数人が目撃したそうです。
また、1977年にイリノイ州では、黒い体で首周りが白い巨大な鳥が子供をさらいかけました。最近、自分もその鳥を見たと名のり出た人がいます。1972年、ダンビル市の近くで友達と狩猟中だったウオーカー氏は、線路にそって歩いていて巨大な鳥が舞っているのを見ました。巨大なワシを連想させ、その翼は尾と一つになるほど幅広かったそうです。当時まだ10代の若者で信じてもらえないと思って誰にも言いませんでしたが、現在は巨大な鳥についての本を執筆中ということです。