伝説のアトランティス

ギリシャの学者プラトンは、その本の中で、大昔にはアトランティスという大きな島があったと書いています。
すばらしい文明が栄えていたが、大地震と洪水によって海の底に沈んでしまったそうです。英語のアトランティック・オーシャン(大西洋)はアトランティスにちなむとか、アゾレス諸島がそのなごりという説などありますが、本当にあったのかどうかさえ分かっていません。

海の底に沈んだ都市?
最近、これと関係するかもしれない報告が、キューバ西のカリブ海でありました。2000年、カナダの探査会社の水中音波探知機が、水深およそ600mで都市のような地形を発見していたのです。その後、小型の無人潜水艇を使って、道路や石を積んだピラミッドを思わせるものなどが観察されました。全体は20キロ四方に広がっており、使われている石のブロックは2〜5mもあるそうです。キューバ政府と一緒に調査にあたった探査会社では、少なくとも6000年以上前の遺跡であると推定しています。
くわしい映像はまだ公開されていませんが、今後の調査が期待されるところです。